スレート屋根の
カラーベスト・コロニアルの違い!
3つのメリットと2つのデメリット解説
セメントを基材とした厚さ約5mmの屋根材をスレートと言い、パルプ繊維にセメントを含浸させ、固めて着色したもので軽くて耐久性に優れています。
スレート屋根のカラーベストとコロニアルの違いとメリットデメリットを解説します。
家づくりに必要な屋根材の選び!4種類の屋根材について解説します。
コロニアルはカラーベストの商品名
カラーベストはケイミュー社が製造しているスレートのシリーズ名称です。
コロニアルはカラーベストの商品名です。
今ではシリーズ名や製品名が浸透して、スレート屋根のことをカラーベストやコロニアルと呼ぶことが多くなっています。
デザインや色も豊富でさまざまデザインにも対応できます。
引用:ケイミュー株式会社公式サイト
メリット
商品が豊富
デザインや色の種類がたくさんあるので、洋風から和風までどのようなデザインの住宅にでも合うというメリットがあります。
価格が安い
スレート屋根は価格が安い屋根材なので、費用を抑えて工事をすることができます。
耐震性良い
一般的な陶器瓦の半分の軽量さのため、屋根を軽くし、建物全体の重量を軽くするため、耐震性に優れています。
デメリット
メンテナンスが必要
カラーベストの主な原料であるセメントは防水性が低く、表面の塗装が劣化すると、防水機能も落ちるので、腐食や雨漏りの原因になったり、カビやコケ、藻の発生につながったりします。
表面の塗装が劣化に合わせて塗装工事をするなどの定期的なメンテナンスが必要です。
凍害に弱い
主材となるセメントは水分を吸収しやすく、セメントに含まれる水分が寒さで凍ったり溶けたりするときの膨張によって、屋根材にひびが入ったり割れたりしてまいます。
【屋根材の種類と特徴】失敗しない屋根材選びで知っておきたいこと
住宅を建てる時に屋根材にこだわる人は少ないように感じますが屋根は住宅にとって重要です。
屋根材選びは、色や形などのデザイン以上に、耐震性、耐久性、メンテナンス性、を重視して選ぶことが大切です。
コメント