内装の石膏ボード(プラスターボード)の
種類とメリットとデメリット
近年の建築工事の内装工事のほとんどに使われるプラスターボードについてメリットデメリットの解説、プラスターボードの種類と天井用の化粧ボード材の種類について解説します。
【内装の種類】内装に使われるボード材と壁仕上げ材の種類を解説
石膏ボードのメリットとデメリット
メリット
安い・安価
石膏ボードは他の追随を許さないほど非常に安価です。
耐火性に優れる
石膏ボードの厚み9.5mのボードで準不燃材、12.5m、15mで不燃性能材の性能を有しています。
施工性
市販のカッターナイフでもできるくらい切断が簡単で加工性に優れています。
貼り付けもビスで貼り付けることができるので難しくないです。
仕上げについても塗装、クロス張りなどなどに対応するうえで表面が紙でできていてツルツルなので下地処理がスムーズの行えます。
デメリット
耐久性が低い
石膏ボードは耐久性が低く衝撃に弱いです。
石膏はすぐに割れたりちょっとぶつけるとすぐにかけてしまいます。
石膏部分がもろいので重い壁掛けの時計などをかけると石膏が崩れてビスが抜けてしまいます。
水気に弱い
石膏は水に弱いので濡れると柔らかくボロボロになります。
石膏ボード(プラスターボード)
石膏を板状にして紙で包んだ内装用の天井・壁に使用できるボードです。
耐水・防水石膏ボード
石膏ボードは水や湿気に弱いので台所や洗面所などの水をよく使う場所には耐水・防水の石膏ボードを使用することで傷むのを和らげることができます。
厚みは9.5mmと12.5mmがあります。
化粧天井ボード
石膏ボードの表面に柄が入った天井用の化粧ボードです。
クロスなどの仕上げ工事を省くことができるので経済的です。
学校の廊下やスーパーマーケットの天井などでよく見かけます。
ロックウール吸音板
天井に標準の石膏ボード貼り付けその上にボンドとタッカーで止めつけます。
ロックウールを使用しているので吸音性に優れ耐火性能の高くオフィスや図書館に使用されることが多いです。
ソラートン平板(吸音天井材・捨て張り工法)
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