土地選びで気になる!自然災害や軟弱地盤の問題の注意点と対応について

基礎・地盤

土地選びで気になる!

自然災害や軟弱地盤の問題!

注意点と対応について解説します。

 

土地購入について利便性や景色の良さだけで決めてはいけません。

 

自然災害の被害をうけたり、その土地が軟弱地盤の対策に余計な費用をかけなければならなかったりすると後悔することになります。

 

土地購入前に知識を蓄えて対策しましょう。

 

土地選びで気になる自然災害や軟弱地盤の問題

 

地震、台風、大雨による自然災害について

 

地震台風大雨などの自然災害が発生した際に大きな被害を及ぼすリスクが高くなります。

 

津波や河川の氾濫などで建物が水に浸かってしまっている映像や大雨による土砂崩れで建物が土砂にのみこまれる映像を目にすることが多いですが、自然災害を相手にすると建物は弱くて壊れるさまを見てもどうにもならないです。

 

土地選びにおいて海辺川辺高台素晴らしい景色をあじわえますが、自然災害が起きた時のことを想定しなければなりません。

 

軟弱地盤による地盤沈下の問題

 

建物を建てるにあたって建物の基礎を支える地盤が軟弱だと地盤沈下が起きます。

 

軟弱地盤の地層の性質によって大きく分けて2つ沈下を引き起こします。

 

圧密沈下について

 

地盤が荷重を受けることにより土の中の隙間の水分が徐々に絞り出されて、隙間が減少して長時間かけて土全体の体積が圧縮されて沈下することです。

 

圧密沈下は粘土のような粘性土地盤で起こりやすいです。

 

砂のように透水係数が大きい場合には瞬時に水は流出しますが、粘土のように透水係数が小さい場合には水分を含みやすく圧密沈下が起こりやすいです。

 

液状化現象について

 

水で飽和した粒経が比較的均一的で細粒度の少ない砂質地盤では地震動によって振動を受けると流動化して地耐力を失ってしまいます。

 

液状化の起こりやすい条件は、砂質土で砂の粒子が均一で隙間ができやすく緩い地盤で、地下水位が地表面に近いところで大きな振動を受けるときです。

 

そうなると、砂と砂の粒子の間が水で浸されて液状化します。

 

地図からわかる土地選び

 

ハザードマップを確認

 

ハザードマップは、大雨などで川が氾濫した場合の浸水予想、土砂災害警戒区域をあらわしたものです。市役所や都道府県庁のホームページで見れます。

 

役に立つサイト

 

ハザードマップポータルサイト
国土交通省が運営する、「ハザードマップポータルサイト」です。身の回りでどんな災害が起こりうるのか、調べることができます。

 

過去の地形を確認

 

かつては沼や湖、河川、池だった場所を埋め立てて造成された土地であり、地中にたくさんの水分を含んでいる場合が多いものです。

 

水にまつわる地名や水辺の植物のつく地名、水辺の動物のつく地名、サンズイのつく地名なども軟弱地盤の恐れがあります。

 

昔はどんな土地だったのかを古地図で確認しておきましょう。古地図は図書館や役所の情報公開コーナーなどにあります。

 

役に立つサイト

 

住宅地盤情報提供システム GEODAS(ジオダス)
家にとって地盤はとても大切です。正しい知識が、欠陥住宅・地震からあなたの家をまもります。

 

幹線道路近くなど振動が多い所を避ける

 

地盤とは関係ない話ですが大型自動車が行き交う道路ぎわでは自動車による振動が建物に影響する場合があります。

 

小さい振動でも長期的な揺れに対して建物の壁や床のひび割れの原因になったりすることがあります。

 

建築として対応できるのは、地盤調査や地盤改良

 

軟弱地盤について問題が起こらないように地盤調査を行います。

 

建物を設計するために事前に地盤調査を行い、調査のデーターを基に基礎の設計を行います。

 

また、軟弱地盤の場合には必要地耐力を確保するために地盤改良を行います。

 

地盤が弱いとお金がかかります!

 

軟弱地盤の場合、家を建てる前に地盤改良工事を行う必要があります。

 

住宅など小規模建物の地盤補強には表層地盤改良柱状改良小口径交換杭などがあります。

 

住宅の建築に使われるの主な地盤改良種類

 

表層地盤改良

 

基礎下の表層1m程度の土と固化剤を混ぜて人工的に固く均一な地盤を作ります。

 

軟弱地盤が比較的表面の場合有効です。

 

柱状改良

 

土とミルクセメントを混ぜて土の中に柱状体(直径40~60センチ程度)を何本か作り、その上に基礎を作り家を支えます。杭の摩擦抵抗により沈下を防ぎます。

 

小口径交換杭

 

支持層まで口径10センチ程度の鋼管を1メートル程度の間隔で何本か打ち込みます。

 

杭が支持層に刺さることで、その上の家を支えます。

 

まとめ

 

土地選びにおいて地盤のことは絶対に考えなければならない問題です。購入前に地盤調査はしてあればその地盤が軟弱地盤でないか確認することができます。

 

そうでない場合は、ハザードマップや過去の情報、近隣の住宅の地盤調査のデータなどをもとに検討すると良いと思います。

 

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