建物を支える3つの基礎について、ベタ基礎、布基礎、独立基礎を解説

基礎・地盤

建物を支える3つの基礎について!

ベタ基礎、布基礎、独立基礎について解説します。

 

建物基礎は地盤と建物の間にあるもので建物を支える大切な役割があります。

 

ベタ基礎布基礎独立基礎の3種類の基礎を解説します。

 

ベタ基礎

ベタ基礎は、木造の住宅に採用されることが多い基礎です。

 

ベタ基礎は、建物の面積の床全体が基礎なので建物を支える面積が広い分、小さい地耐力でも建物を支える事ができます。

 

ベタ基礎の底盤は一般的に、厚さ200以上の鉄筋コンクリートの構造体で、外周部は一般部より厚く深く根入れすることで不同沈下に対策します。

 

建物の面積が全てコンクリートなので地面からの湿気や害虫を遮断して床の腐食を防ぐことができます。

 

施工自体は簡単ですが基礎の底盤の面積が大きい分、コンクリートや鉄筋の材料代が増えて費用は高くなります。

 

布基礎

布基礎は鉄骨系の住宅に採用されることが多い基礎です。

 

建物の重さがかかる底盤は建物外周や内部の柱の下に線状にあり、底盤の面積はベタ基礎に比べて小さい分、沈下に対する抵抗力はベタ基礎に劣ります。

 

布基礎の場合は、柱下や柱間以外には基礎はないので、地面からの湿気対策やシロアリ対策をしっかり行う必要があります。

 

ベタ基礎よりも鉄筋の本数やコンクリートの量が少なくて済むので、材料代が抑えられる分費用は安くできます。

 

独立基礎

独立基礎は鉄骨造、鉄筋コンクリート造の比較的規模が大きな建物に採用されることが多い基礎です。

 

柱の下にのみ独立して基礎があり、底盤の面積はベタ基礎、布基礎に比べて小さく、小さい面積で建物荷重を支えるため、より大きな地盤の地耐力が必要になります。

 

工場や店舗など大空間の構造の鉄骨造や鉄筋コンクリート造は、柱にかかる荷重が大きいので、大きな地耐力のある支持地盤まで掘り下げてたり、杭を使用て支持地盤に荷重を支持させる必要があります。

 

独立基礎の場合は独立基礎どうしを地中梁と呼ばれる鉄筋コンクリートの梁でつなげることで独立基礎どうしの拘束力を高めたり沈下に対する抑制をします。

 

規模の大きい建物では、独立基礎で柱の下にのみ基礎を設けることで材料代のコストを抑制しています。

 

まとめ

 

基礎構造を考える上で大切なのが基礎の接地面積と地盤の地耐力の関係です。

 

同じ重さの建物を支える上で接地面積が大きいほど単位面積当たりにかかる重量が少なくてすむということでベタ基礎一番地盤沈下に対して有利になります。

 

このようなことから住宅建築ではベタ基礎が採用されることが多いです。

 

大規模建築物については地耐力の高い地盤まで掘削して独立基礎、支持層が深い場合は杭及び地盤改良を利用して独立基礎を支える事が多いです。

 

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