大和ハウスの工法、防火性能、断熱性能、
省エネ、保証制度のまとめ
耐震性と耐久性
xevo Σ
- 軽量鉄骨 軸組
- 吸収型耐力壁 D-NΣQST(ディーネクスト)を採用
- 柱 80㎜の角材
- 基礎は布基礎
D-NEQST
xevoΣは、独自のエネルギー吸収型耐力壁「D-NΣQST(ディーネクスト)」を標準搭載。
大きな揺れに対して耐えつづけるだけではなく、地震エネルギーを効果的に吸収し、建物の揺れを早く収束させることで構造体の致命的な損傷を防ぎ、繰り返し起こる巨大地震への安全性を実現します。
建物自体の重さや家具などの重さによる縦方向の力は柱・梁が支え、地震や台風などの横方向の力はD-NΣQSTが受け止めることで柱や梁の損傷を防ぎます。
柱とアンカーボルト
xevoΣでは、建物を支える柱に閉鎖断面であり安定性が高い1辺80mmの角形鋼管柱を標準採用しています。
xevoΣのアンカーボルトは、直径22mmの高強度異形鉄筋を採用して、その先端にふくらみを持たせることで、さらに引き抜き強度を高め、地震時の建物の浮き上がりを防ぎます。
基礎は布基礎を採用
xevoΣの基礎は、業界屈指の立ち上がり幅180mmとし、主筋・あばら筋・ベース筋・ベース補助筋の4種類の鉄筋を使用しています。
鉄筋を覆うコンクリートは十分な厚みを確保することで、コンクリートの中性化による鉄筋の腐食を抑え、基礎部分をより健全に保ちます。
外周部の基礎と内部の基礎を一体化した布基礎により、基礎全体で建物の荷重をバランスよく受け止め、家の傾きの原因となる不同沈下を防ぎます。
鉄骨造 xevo 03、xevo E+R
- 軽量鉄骨 枠組
- パネルフレームと軸組の併用でささえる構造
- 耐力パネルで水平方向の力に対抗
DAEQT S
建物の重要な骨格である軸組(柱)を、2つのパネルフレームで両側から挟み込んで一体化したのが、ダイワハウス独自のトリプルコンバインドシステムです。
軸組と耐力パネル(鉄骨フレーム&ブレース)を併用したダイワハウスの基本構造から生まれた耐震システムで、軸組である柱は建物の自重や積雪、家財による鉛直(タテ)荷重と、地震時の瞬間的なタテ揺れを支えます。
耐力壁直下の柱とパネル端部は強度の高い異形鉄筋のアンカーボルトを使用しています。
耐力パネル
地震の横揺れや台風によって建物に加えられる水平方向の力は、ブレースを内蔵した耐力パネルが受け止めます。
外壁耐力パネルをバランスよく配置し、さらに水平ブレースで所定の水平面剛性を確保することで、建物内部の耐力壁を少なくすることができ、プランニングの自由度を確保します。
木造 グランウッド構法
- 軸組工法で構造材に集成材
- 接合部は金物接合
- 耐力壁は面材を使用
- 基礎はベタ基礎
構造材に集成材を使用
ダイワハウスでは、バラつきの少ない安定した強さと品質をもつ構造用集成材により、強度が保証できる耐震性の確かな住まいを実現します。
柱には軸方向に均一に力が加わるため、同じ強度のラミナを積層させた同一等級構成の構造用集成材を、梁には水平軸に垂直に力が加わるため、変形の力が多くかかる箇所に対してより強度の高いラミナを用いた異等級構成の構造用集成材を使用しています。
接合部は独自の金物を利用
従来の軸組工法の接合部の加工では、木材を切り欠きするので、接合部の断面積は本来の太さより小さくなります。
ダイワハウスでは、独自の接合金物で柱・梁を接合し、断面欠損が少なく、木の本来の強さを活かした構造を実現しています。
高耐震「面剛性」
柱や梁による軸組、複合部の強度だけでなく、耐力壁・剛床・耐力屋根といった「面」の強化も追求し、住まい全体を強固なキューブ(立方体)に仕上げています。
グランウッド構法では面材を用いたオリジナルの耐力壁を採用し、建築基準法で定められた最大の壁倍率5.0倍を実現しました。
床下地材には、24mmの構造用合板を採用し、直接梁に留めつけて一体化させます。
勾配天井や小屋裏を利用する建物には、屋根で建物を支える高耐力屋根構面を採用することで、屋根裏を使った自由な空間づくりが可能になります。
基礎はベタ基礎を採用
建物を面で支える鉄筋コンクリート造ベタ基礎とし、立ち上がり部と底部に継ぎ目のないシームレス一体スラブ基礎を採用しています。
skye 3
skye3は、骨太・肉厚な柱と梁で自立する「重量鉄骨ラーメン構造」を採用し、独自の接合システムにより、強さ・品質を高いレベルで達成しています。
柱と梁の接合部は鋼板で補強し、国土交通大臣認定を取得した特殊高力ボルトで強固に接合することで、大きな梁断面を使用し柱間隔を広げることが可能となり、高い耐震性能とプラン自由度を両立しました。
skye
skyeは、骨太・肉厚な柱と梁で自立する「重量鉄骨ラーメン構造」を採用し、接合部にダイアフラムを採用して強化し、信頼度の高い接合技術で高強度とプランの自由度を両立しました。
防火性能
DXウォール
- 外壁材の防火性能が高い
- 外壁材の耐久性が高い
万が一、3m離れた隣家より出火した場合、外壁は840℃もの高温にさらされます。
xevoΣの外壁は過酷な防耐火試験をクリアし、国土交通大臣認定を取得しています。
DXウォールはオートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)を施した外壁面材を採用し、高い防耐火性能を実現しています。
xevoΣの外壁と軒裏には、「防耐火試験」を実施の結果、室内表面温度(室内の可燃物が燃え出さない温度)の上昇値が国土交通大臣認定の合格基準である「平均140℃以下・最高180℃以下」よりもはるかに低い温度で合格しています。
紫外線から着色層を守り、色あせを長期間防ぐ KIRARI+
紫外線が持つエネルギーよりも強いエネルギーで分子間を結合した外壁塗装として、優れた耐候性を発揮します。
光や水の力を活用する光触媒により、紫外線が当たると汚れを分解し雨水とともに汚れを落としやすくします。
DCウォール
火災発生時に隣家から出火した場合、燃え移りを防止する外壁です。
ダイワハウスは国土交通省の指定性能評価機関での認定試験に合格し、大臣認定番号を取得しています。
DCウォールは、いずれもセメントを主成分にし、オートクレーブ養生(高温高圧蒸気養生)を施した高品質なセラミック系外壁材です。
屋根には、不燃材である彩色スレートや陶器製瓦を、軒裏には防火構造となるけい酸カルシウム板を採用し、外部からの被害を最小限に抑えます。
3m離れた隣家より出火した場合、外壁は840℃もの高温にさらされます。
国土交通省の指定性能評価機関での認定試験では、室内側表面温度の上昇値の平均で11℃、最高値で20℃という低い温度で合格しています。
木造の外壁
- 外壁材の防火性能が高い
- 柱材に耐火性能がある
木造住宅の外壁は、防耐火構造外壁の国土交通大臣認定を取得しています。
3m離れた隣家より出火した場合、外壁は840℃もの高温にさらされます。
ダイワハウスの外壁は、GranWood-BOITH工法・サイディング工法とも、防火構造試験の新試験法の合格値である「平均140℃以下・最高値180℃以下(室内の可燃物が燃え出さない温度)」をはるかに上まわる防火性を誇ります。
木材はある一定の断面積があれば非常に燃えにくい素材
火がついても表面だけが炭化し、それ以上燃え進まない働きがあります。
燃える速度も非常に遅く、急激な変形もないため、火災で家が一気に崩れ落ちることがなく、脱出や消化活動を助けてくれます。
断熱性能
xevoΣ
天井・外壁・床を高性能の断熱材で隙間なく包み込み、窓まわりにも断熱対策を施すことで、住まい全体の高断熱化を実現します。
外からの熱気や冷気をさえぎり、部屋の熱を逃さない外張り断熱通気外壁の断熱仕様で、一年を通しての冷暖房費も大幅に削減します。
鉄骨造 xevo 03、xevo E+R
断熱材を構造体の間だけでなく、外側にも施工することで、暖めた熱を逃がさない外張り断熱通気外壁で室内の温度変化を抑制します。
外張り断熱の効果は、熱が逃げにくいだけではなく、鉄骨が冷えにくく壁体内結露の抑制にも効果があります。
木造
- 屋根断熱と外壁外断熱と基礎の断熱で家全体を断熱
- 遮熱シートで遮熱して通気層で熱を排出
オールバリア断熱
オールバリア断熱は、屋根から壁まで住まい全体に広げた遮熱外張り断熱と防蟻薬材入り基礎外断熱を合わせた断熱工法のことです。
高い断熱性能と遮熱性能によって、床下も屋根裏も温度差が少なく、住まいのすみずみまで空間を活用できます。
屋根
屋根の内部に断熱材を施工し、その表面をアルミ遮熱材で覆う「チアベントシステム」で太陽の輻射熱を反射するとともに、屋根から室内への熱の移動を抑えます。
屋根材と遮熱材の間に通気層を設け、熱を棟部から外へ排出して小屋裏空間であっても室内の温度は外気温に影響されにくく、快適性を確保します。
外壁
壁面の断熱材にアルミコーティングした「遮熱透湿防水シート」を、天井には「遮熱フィルム」を施しました。
太陽で照らされた外壁からの輻射熱を反射し、跳ね返した熱を通気層で排出します。
従来の充填断熱工法は、筋かい部など施工しにくい箇所や防湿層に不備があると温度ムラが発生しがちでしたが、遮熱外張り断熱工法なら壁全体の温度ムラを抑制します。
基礎
継ぎ目のない一体構造の基礎の外側に断熱材を施した、基礎外断熱を採用しました。
従来の床下断熱と違って床下換気口がいらないため、梅雨時期の湿った空気や冬の冷たい空気を取り込まず、床下の結露を防止します。
省エネ
太陽エネルギーを暮らしに有効利用するための発電システム
地球環境への負荷を減らせるだけでなく、将来起こるかもしれない電気料金の値上げといった、身近なエネルギーに対する不安に備えられます。
家じゅうのエネルギー状況を集中コントロールできる D-HEMS
発電や売電、使った電気の量など、家じゅうのエネルギー状況がモニターのトップ画面やスマートフォンから手軽に確認できます。
照明やエアコン、シャッターなど、IOT対応した、お家の機器と連携すれば、タイマーで自動コントロールが可能で、スマートフォンからも操作ができ涼しい部屋に帰宅したり、帰ってすぐお風呂に入るとも可能です。
保証制度
初期保証 30年
構造 初期保証30年、防水 初期保証15年 【対象商品:xevoADVANCE(防水初期保 証15年)・Lifegenic】
構造 初期保証20年、防水 初期保証15年 【対象商品:xevo03・xevoB・xevoE+R・xevo Wood Plus】
構造 初期保証20年、防水 初期保証10年 【対象商品:skye(4~5階建て)】
まとめ
- 軽量鉄骨・木造・重量鉄骨の規格がある
- 自社製品の外壁材
- 外断熱と充填断熱の併用
- 太陽光発電システムとコントロールパネルで省エネ
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