DIYに使われる木材!
SPF・ホワイトウッド・杉・米松・ヒノキの木材
ホームセンターに並んでいる木材!
いろいろあるけれどもどんな違いがあるの?
そんな疑問に答えようと思います。
ホームセンターに売られているDIYに使われる角材について
SPF、ホワイトウッド、杉、米松、ヒノキの木材の特徴を解説します。
安くてツーバイフォー工法の構造材にも使われるSPF材
SPF材は北米産の針葉樹からきりだされた木材のことで、スプルース(トウヒ)、パイン(松)ファー、(もみの木)それぞれの頭文字を撮ってSPFと呼ばれています。
SPF材は、2×4住宅によく使われる木材で、SPF材の規格サイズは、角材のサイズが「2インチ×4インチ」になります。
1インチは約2.5cmなので5cm×10cm程度で 長さの規格サイズは3フィートから20フィートまでいろいろあります。
特徴
- 釘などを打ちつける際にも下穴をあけずに直接打ち込めます。
- 木材を切る時にも材質が柔らかいので加工しやすいです。
- 安くて近所のホームセンターなどで手軽に購入できます。
- 強度の面でもある程度の耐久性があるので、いろいろなものに使用できます。
- 木材としては軽量なので作業しやすいです。
- 耐水性があまりなく白アリなどの被害も受けやすい材質です。
安くてホームセンターなどで手に入り扱いやすいホワイトウッド
ホワイトウッドは、北欧の厳寒な地域にて育った最も質の良い白木針葉樹でマツ科トウヒ属の常緑針葉樹で白っぽい表面が特徴です。
ホワイトウッドは木が若いうちに製材するので、SPF木材に比べて節が小さいという違いがありまりますが特徴がSPF材とほぼ同じです。
特徴
- 釘などを打ちつける際にも下穴をあけずに直接打ち込めます。
- 木材を切る時にも材質が柔らかいので加工しやすいです。
- 安くて近所のホームセンターなどで手軽に購入できます。
- 強度の面でもある程度の耐久性があるので、いろいろなものに使用できます。
- 木材としては軽量なので作業しやすいです。
- 耐水性があまりなく白アリなどの被害も受けやすい材質です。
比較的安く化粧板としても使用されるスギ
国内では主に東北以南に生育し、主に建築の構造材、建具、天井板などに使用されます。
その他には樽・桶・工芸品・割箸などの小物なども制作されています。
特徴
- 日本の針葉樹の中では、やや軽く柔らかい木といえます。
- スギは供給量が安定しているため比較的安価でバランスが良い
- スギは空気を含みやすいため調湿作用が高く、断熱性が優れている
- スギはまっすぐに伸びる木なので曲がり少なく加工性にも優れている
比較的安く強度があり、よく構造材に使用される米松
北米大陸の西部に広く分布する松の一種で、生育エリアは主にブリティシュコロンビアからワシントン、オレゴン、ロッキー山脈、メキシコまで及びます。
柱や梁といった建築用構造材をはじめ、造作材やフローリング材、家具、合板などの素材に多様に用いられています。
木理が細かくまっすぐものを「ピーラー」と言います。
特徴
- 針葉樹の中では重く耐水性や防虫性および強度面でも優れています。
- 横にしても強度があるため建築用材の梁、桁などの材料に多く用いられます。
- 樹脂が多いためヤニが出てきます。
耐水性、耐久性が高く、見た目や香りの良いヒノキ
ヒノキは日本と台湾にのみ分布し、日本では本州中部(福島県)以南から九州まで分布し、台湾本島には変種タイワンヒノキが分布しています。
ヒノキは、日本では建材として最高品質のものでヒノキで建てられた法隆寺や薬師寺の塔が1300年以上維持しています。
特徴
- 心材の耐久性が高く長い年月が経っても品質が維持できます。
- 耐水性に優れているため昔からお風呂や船などに使われています。
- 加工が容易な上に緻密で狂いがなく見た目がいいです。
- 日本人好みの強い芳香を長期にわたって発する。
- 値段が高く良いものはさらに値段が上がります。
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